特別講座のお知らせ

11月 社会記述講座

★第66回 11月 7日(土) 11:40~13:10
★第67回 11月21日(土) 11:40~13:10(残り枠わずか)
★受講料  1回 4,000円(税抜) 
★限定人数 1回3名(3種類の講座の合計人数)


・難関私立中 社会記述対策講座(6年生限定)
 記述分量の多い特殊な社会の問題を出す学校別の対策講座です。麻布、武蔵、海城、 芝などの中学が対象です。過去問指導をご希望の場合、申し込みの際に学校と年度をお 伝えください。こちらで類似問題をご用意することもできます。

・公立中高一貫校 社会記述対策講座(5~6年生限定)
  公立中高一貫校の、思考力を問われる問題を意識した試験対策講座です。過去問指導 をご希望の場合、申し込みの際に学校と年度をお伝えください。類似問題をご用意する こともできます。算数的な分野が入ることもありますがご了承ください。

・一般向け 社会記述講座(4~6年生限定)
 様々なことを知り、考え、言葉にする力をつける講座です。多数の教材や写真、時に は実物を見ながら、添削、清書まで指導します。お気軽にご参加下さい。


 実施日や時間が合わず参加できない際は、ご連絡いただければ別の日時に受講できる場合もございますので、お気軽にご相談下さい。
 なお、受講者は先着順にて受付し、定員になり次第、締め切りとさせていただきます。ご了承ください。最後に、受講料は、来月の授業料明細でご請求させていただきますので、よろしくお願いいたします。ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。

※ 外部生のネットからのお申し込みは、「各特別講座のお申し込み」よりお願い致します。

10月 社会記述講座

★第64回 10月10日(土) 11:40~13:10
★第65回 10月24日(土) 11:40~13:10
★受講料  1回 4,000円(税抜) 
★限定人数 1回3名(3種類の講座の合計人数)


・難関私立中 社会記述対策講座(6年生限定)
 記述分量の多い特殊な社会の問題を出す学校別の対策講座です。麻布、武蔵、海城、 芝などの中学が対象です。過去問指導をご希望の場合、申し込みの際に学校と年度をお 伝えください。こちらで類似問題をご用意することもできます。

・公立中高一貫校 社会記述対策講座(5~6年生限定)
  公立中高一貫校の、思考力を問われる問題を意識した試験対策講座です。過去問指導 をご希望の場合、申し込みの際に学校と年度をお伝えください。類似問題をご用意する こともできます。算数的な分野が入ることもありますがご了承ください。

・一般向け 社会記述講座(4~6年生限定)
 様々なことを知り、考え、言葉にする力をつける講座です。多数の教材や写真、時に は実物を見ながら、添削、清書まで指導します。お気軽にご参加下さい。


 実施日や時間が合わず参加できない際は、ご連絡いただければ別の日時に受講できる場合もございますので、お気軽にご相談下さい。
 なお、受講者は先着順にて受付し、定員になり次第、締め切りとさせていただきます。ご了承ください。最後に、受講料は、来月の授業料明細でご請求させていただきますので、よろしくお願いいたします。ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。

※ 外部生のネットからのお申し込みは、「各特別講座のお申し込み」よりお願い致します。

10月 作文添削講座

内部生の募集で満員になりましたので、今月の外部生の募集はございません。
申し訳ありませんが、ご了承ください。


★第119回 10月 3日(土)  締切済み
★第120回 10月18日(日) 締切済み
★受講料 小学生 1回 3,000円 (2時間)
     中高生 1回 4,000円 ※税別料金になります
★限定人数 各回5名


 しかし、じょうぶで生きていれば、このよのなかがどんなときも楽しいし、よいものだと知っていましたから、朝おきるのを楽しみに、ぐっすりと、よくねむるのでした。いつも目をさますと、きのうとちがう新しい朝がきています。白吉も、スイッチョのことを来年の秋がくるまで思い出さないで、あしたは元気ににわをとびまわってあそぶことでしょう。
 うつくしい秋晴れの日がつづいています。
(大佛次郎「スイッチョねこ」)


 白吉は、秋のある日に、きれいな声で鳴く虫(スイッチョ)をきっとおいしいと思って丸のみしてしまったネコです。おなかの中でスイッチョが鳴きつづけるものだから、白吉はうるさくて夜もねむれず、不眠症になって大変な思いをします。引用したのは、冬が近づいてきてスイッチョが鳴かなくなり、白吉がいつもの元気な日々を過ごし始めた場面です。季節が変化するように、体や心の調子も変化します。冬になれば、あんなに暑かった夏のことを忘れてしまうように、元気なときには風邪で寝込んでいたときのことを忘れてしまいます。白吉はネコなのでそうして元気に遊びまわるのですが、それを言葉に書き留めておいたらどうでしょう。その人は、過去と現在のちがいを目の当たりにして、この先はどうなるかと考えるでしょう。書くことで未来が変わる。これは本当のことです。
 作文添削講座は、指導の関係で1回の受講人数を5名に限らせていただきます。そのため、先着順にて受付し、定員になり次第、締め切りとさせていただきます。連続受講も大歓迎です。また、希望があれば学校の作文課題の添削もいたしますので、課題の本やプリントなどがある場合は前もってご連絡ください。最後に、受講料は、来月の授業料明細でご請求させていただきますので、よろしくお願いいたします。ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。

9月 作文添削講座

★第117回  応募締切済み
★第118回  応募締切済み
★受講料 小学生 1回 3,000円 (2時間)
     中高生 1回 4,000円 ※税別料金になります
★限定人数 各回5名


「町から来た人は、遠くから車を見ただけでわかる」
  と宿の主人に言われた。レンタカーでもわかるそうだ。運転の仕方が違うという。スピードの出し方が違う。村の人もスピードは出すけど、山道を知っているの でカーブの仕方が適切である。町から来た人は山道のカーブに張り切りすぎて、えらい外側を回る。ひどい時は落っこちる。もちろん死ぬ。村の人はそれがわ かっているのでできるだけ小さく回る。
 しかし遠くから車だけ見てわかるというのは、さすが山の民だ。ほとんど鹿を追う猟師の目である。
(赤瀬川源平『仙人の桜、俗人の桜』より)


 人の見た目は大体一緒で、例えば、写真を見て出身地を当てようとしてもたいてい当たりません。ただ、生物というのは、その場所で暮らすために様々な形で適応しています。耳を大きくしてみたり、体にポケットをつけてみたり、木の枝でダムを作ってみたり。
  人間も同じだから、山道を曲がる車を見るだけでその土地の人間でないかわかったりするのです。そういう今まで生きてきた証拠のようなものが、誰にも星の数 ほど刻まれています。シャーロック・ホームズはそれを見つけ出す天才で、わずかな証拠から、どこで生まれたどんな職業の人間か言い当てることができまし た。
 こういう観察眼は、作文を書く時にも必要なものです。生きた人間が出てくる作文はとても良いものですから。

 作文添削講座 は、指導の関係で1回の受講人数を5名に限らせていただきます。そのため、先着順にて受付し、定員になり次第、締め切りとさせていただきます。連続受講も 大歓迎です。また、希望があれば学校の作文課題の添削もいたしますので、課題の本やプリントなどがある場合は前もってご連絡ください。最後に、受講料は、 来月の授業料明細でご請求させていただきますので、よろしくお願いいたします。ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。

※ 外部生のネットからのお申し込みは、「各特別講座のお申し込み」よりお願い致します。

7月 作文添削講座

今月は内部生で申し込みが埋まってしまったため、外部生への募集はございません。ご了承ください。

★第115回  7月 5日(日) (応募締切済)
★第116回  7月11日(土) (応募締切済)
★受講料 小学生 1回 3,000円 (2時間)
     中高生 1回 4,000円 ※税別料金になります
★限定人数 各回5名

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 ぼくは時々、この地球上に四十億以上の人間がいるということを思い出して、相当猛烈なショックを受けることがある。
 ぼくはもともと、そういう「数にヨワイ」ようなところがあるらしいのだ。
 たとえば、朝目覚めた時、ぼくはふと、この地球上に(時差はさておいて)四十億以上の、それぞれ異なった目覚めがあることを思いつく。それも、その一人一人が毎朝(そして昼寝なども考えれば、これは大変だが)ちがった目覚め方をしているということ……。
(庄司薫『僕が猫語を話せるわけ』より)
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 私たちが自覚できる「目覚め」は、現在でいうと、およそ72億人分のうちの、1つの目覚めに過ぎません。誰も、自分という狭い世界から出ることはできないのです。
 それでも、筆者が「目覚め」を意識した時のように、世界の途方もない広さをわかりそうになる瞬間があるように思います。ただ、その瞬間をしっかりつかまえることはやっぱりとても難しいことです。
だから、それを切り取った絵画や文章、写真や映像は、人々に感動を与えてきました。「自分が生きているこの世界」の恐れ多いほどの大きさ、すばらしさを教えられて、人は世界を見つめ直します。
 あなたが誰かにこの世界のすばらしさを教えられるとしたら、それはどのような手段でしょうか。それをさがしに、作文教室に来てみてください。

  作文添削講座は、指導の関係で1回の受講人数を5名に限らせていただきます。そのため、先着順にて受付し、定員になり次第、締め切りとさせていただきま す。連続受講も大歓迎です。また、希望があれば学校の作文課題の添削もいたしますので、課題の本やプリントなどがある場合は前もってご連絡ください。最後 に、受講料は、来月の授業料明細でご請求させていただきますので、よろしくお願いいたします。ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。